地下水熱利用ロードヒーティング融雪 M様宅(藤崎町常盤)


新居を建てて一年目のM様、外溝工事はゆっくりと考えていたそうですが
昨年(2005年)の大雪でロードヒーティング融雪は必要だと思い始め、井戸を掘っての散水を考えていたところ
弊社のHPを見て、地下水熱利用の低温融雪を検討してみようと思われたそうです。


雪の積雪状況とどういう降り方でどういう積もり方か
積雪状態の視察に行きました。


2005年2月5日



玄関前と車庫前は
無散水で

屋根雪がたまる所は
散水方で
出来るかどうか
相談を受けました。
落雪屋根
二階の三角屋根から片側は車庫の無落雪に落ちてきます
降雪状況の聞取り調査
右側 雪のエンジニア
正面・車庫前(南側)
二階の西側屋根からは
車庫に落ちてきます。
正面・玄関前(南側)に
たまる雪と降った雪
二階屋根(西側)から
一階の車庫に落ちてる状況


春先に雪融けが終わってから
再度、どうロードヒーティング融雪のレイアウトするか現地見聞に行って来ました。


2005年6月3日

車庫前以外は全て
砕石敷でした。

要望を聞き、積算に
とりかかります。


無駄なことをしない為に、現状のコンクリート仕上に直接融雪管を敷設し、一部の解体に留めておく工法で検討。
玄関前のタイルは建物のカラーコーディネートにマッチングしたイメージでお洒落なデザインで・・・
デッキの前に玄関と庭を区画する垣根を作ることに、リビングの前には花壇を作ることになったので屋根からの落雪を貯めて融かす浅い融雪層(コンクリートの桝)を作って屋根からの落下地点につけた。
2階の屋根の下にはガラス張りのサンルーム兼、物干場があってガラス屋根に
雪がかぶさってしまっているので果たして降ったばかりの雪でなく落ちてくる圧雪した雪を
地下水熱だけで融かせるだろうか?


上記のお客様の要望を聞いて、設計・積算しました。

ロードヒーティング融雪はあくまでも「地下水熱利用」で要望どおりに玄関・車庫前は無散水土間融雪・車庫の上は無散水屋根融雪
2階の南北に落ちた雪を無散水融雪で利用後に排水する回路で散水消雪として設計・施工することになりました。



ボーリング工事

2005年7月6日



融雪管敷設

2005年7月15日



2005年7月28日



仕上りのタイル敷

2005年7月26日



花壇つくり

2005年8月9日




完 成

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