
2006年度 大雪による死者100人突破!過去20年最多
そのほとんどが屋根の雪下ろし中の、屋根やはしごからの転落によるものです。
しかも、65歳以上の年配者が大半を占めています。若い人は働きに出ていて、自宅の雪下ろしにかかわっ
ている時間がないため、老人がその役割を担う場合が多く見られます。
あるいは、老人だけの世帯が増加
していることが大きな原因かと思われます。
単独作業中の事故も多く、家の周囲だからと油断して作業し
ていて、屋根から滑り落ちた雪に押しつぶされて窒息するケースもあります。
雪は想像以上に重いのです。
全身が雪に埋まって200㎏以上の重さがかかれば、そこから自力で脱出するのは事実上、不可能です。
平均的な雪の重さは1立方メートルあたり、およそ100キロと言われています。
新雪 新しい降ったばかりの雪 50~150㎏
ざらめ雪 融けたり凍ったりを繰り返して出来た雪 300~500㎏
100平方メートルの屋根に2mの積雪があると、20トンもの重量があることになります。放置すると確実に家は 崩壊します。
他社では先に土手を作り雪を止め、樋の中のヒーターで、お湯を作って融かす方法も行っていますが、
ただでさえ一番荷重が掛かる軒先に、更に過重を掛けてしまいます。
よって、一階までの補強工事が
必要になる場合もあります。
りびえら融雪屋根バージョンは、軒先への負担を軽減すべく、屋根の向きや形状に合わせ、軒先から
切妻までの屋根面積の1/2もしくは1/3の範囲で融雪管を敷設して十分に融かします。
全面への敷設
は必要ではありません。
また、軒裏にもツララ防止用の融雪管を入れますので安心です。




右:温水温度コントローラー