

酒造工程の「蒸米(ふかし)」では、麹菌を繁殖させるために蒸気を当てて蒸します。
「蒸米」後には4tものお湯が残りますが、蒸米機を清潔に保つ為には、お湯を破棄してきれいにしなくてはなりません。
それでは大切なエネルギーが無駄になるとの事で、こちらの酒造工場では以前から路面の融雪に直接排湯を使って散水消雪を行っていました。
しかし、「お湯を直接散水していた為に高温で路面までも解けてしまう」のと、「お湯を貯める事ができない為に、自由に散水できないので効率が悪い」との事で今回リビエラ融雪を導入して頂く事になりました。

融雪面積173.5m²


この排湯熱を利用した屋根融雪は効果が実証され、翌年お客様から地下水熱を利用した屋根融雪の新設のご要望をいただく事になります。
その新設工事の詳細内容は こちらのページ でご紹介しております。