排湯熱利用 某酒造工場 屋根融雪
排湯熱利用

酒造工程の「蒸米(ふかし)」では、麹菌を繁殖させるために蒸気を当てて蒸します。 「蒸米」後には4tものお湯が残りますが、蒸米機を清潔に保つ為には、お湯を破棄してきれいにしなくてはなりません。
それでは大切なエネルギーが無駄になるとの事で、こちらの酒造工場では以前から路面の融雪に直接排湯を使って散水消雪を行っていました。
しかし、「お湯を直接散水していた為に高温で路面までも解けてしまう」のと、「お湯を貯める事ができない為に、自由に散水できないので効率が悪い」との事で今回リビエラ融雪を導入して頂く事になりました。

屋根融雪配管敷設タイトル
枠

1本1本丁寧に敷設

融雪面積173.5m²

融雪状況タイトル
枠

上から見た屋根の融雪状況

枠

融雪状況2

90℃のお湯を利用して15℃前後の屋根融雪用の循環水を作り、
さらに8℃以下になった冷温水を散水消雪に利用しています。

熱交換器タイトル
枠

貯湯槽から熱交換した熱を利用

この排湯熱を利用した屋根融雪は効果が実証され、翌年お客様から地下水熱を利用した屋根融雪の新設のご要望をいただく事になります。
その新設工事の詳細内容は こちらのページ でご紹介しております。

ページのトップへ戻る