水冷ヒートポンプ仕様


リビエラを設立以前より冷暖房空調に携わっている経験値からすると、燃費的にCOP平均4以上ですから、 1の電気料で4倍の熱量を得る計算しますと、灯油が24円/㍑位の単価で電気を消費するくらいの省エネ度です。 現在、弊社の地下水熱利用の井戸は殆どが100m以浅の井戸で、上水での利用は殆ど望めません。
二次的に利用できる事をこれからも研究・開発いたします。

近年、水冷ヒートポンプの省エネ電気指数単位であるCOPが高まり、弊社地下水ニーズにマッチングした メーカーが3社ありましたが、今回はフットワークの良い三菱製を採用し、間もなく空調の工事も開始されます。
室内機は従来のエアコンのモデルのままの代替フロンガスタイプで、本来空冷であれば室外機があり、 冷房運転時に排温風を出し、都会では騒音・ヒートアイランドの原因にもなっている部分ですが、 水冷ヒーポンはその室外機の冷却する役割を地下水熱で熱交換する為に、外気でファンを回す機能が無いので、 その本体は屋内機械室に設置されます。
従って空冷の室外機のような騒音・排温風が出ないし冷房時における省エネ効果は空冷に比べると、 60%以上の省エネ度です。なぜかと言うと地下水熱ですでに媒体ガスが冷却されているので、 さほど冷媒ガスを圧縮するコンプレッサーの運転が多くないからです。
空冷の場合は外気が30℃以上の時に、外気で冷却をする為に、ファンを唸らせて冷却し、それだけでも電気を消費し、 且つ冷媒ガスの温度も高い為に圧縮しにくい分、コンプレッサーの運転も多く消費電力が増えるわけです。

その冷却サイクルをすでに地下水はクリアしている分消費電力が節約と言う訳です。
暖房時においても、空冷は外気温度が下がっている時に当然暖房運転をする訳ですから、外気温度が下がるほどに圧縮行程が増え、 消費電気量が増えるために、寒冷地ではあまり住宅で空冷ヒーポンの冷暖房は復旧していなかったのですが、 ここでも13~14℃の常温である地下水熱が活躍することになります。
冬の外気が0℃以下の時の空冷は、その冷たい空気で熱交換をする訳で、かたや地下水は常温で、 その温度差は15℃以上とされておりますから、すでに15℃ある熱を足りない分、加温する為に圧縮行程の消費電力を費やす訳ですから、 当然15℃以上の温度差分省エネになり、冬場の暖房時おいてもCOP4以上をマークしている、 正に燃焼ガスを出さない環境にやさしい省エネの冷暖房を提供できるシステムが「リビエラ地下水循環式水冷ヒーポンシステム」なのです。
更にこの現場は地下水の水質が良く、上水に使えるほどの良質の水ですから、洗車はじめ散水・洗濯・足洗い等に利用されることになっております。

冷暖房空調機器取付

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